日本製品の特長

国産天然皮革・皮革製品の特徴と魅力、強み

革は、天然素材です。一枚一枚、違った表情、違った質感を持っています。そんな個性が楽しめるのは、革の魅力のひとつではありますが、靴やバッグをはじめとする皮革製品になったときに、品質にばらつきがあってはよろしくありません。高い品質基準が求められるニッポンにおいて、皮革・皮革製品も例外ではありません。固有の表情を残しつつも、色、風合いなど、美しいまでにそろえること、それがニッポンの職人気質です。それは製革だけでなく、製品づくりにおいても同様。裁断、組み立て、縫製と、多くの職人が真摯に革と向き合い、それまで培ってきた高い技術力を見せています。皮革、皮革製品は他の素材と違い、手をかける工程が多い素材です。一枚一枚違う革と向き合い、わずかなブレも妥協せずに、美しく仕上げるのがニッポンの職人仕事。それぞれの現場にいるつくり手たちの想いが、その一手間一手間には込められています。

一方で、素材そのものの良さを生かす技もニッポンでは古くより培ってきました。料理、工芸品に限らず、天然の良さを伝える職人の技。均一性だけでなく、革それぞれの個性をどう料理するか。ニッポンのタンナー、また製品づくりの職人はあらたなステージに立っています。「名を残さずとも、仕事を残す」。そんな市井の匠たちの想いが次世代のつくり手たちに伝承され、これまで培ってきた技に加えて、個性的な皮革、皮革製品が次々と生まれています。

世界でも注目を集めるニッポンのものづくり。いつしか「メイドインジャパン」は世界中で認められるステータスを得ました。しかし、ニッポンの皮革に携わるつくり手たちは皆口をそろえて言います、「一生、修行」と。革は生き物。同じように見えても革とは常に一期一会なので、極めること、驕ることはまだまだできないと。そうした姿勢こそが、世界に誇れる上質なニッポンの皮革・皮革製品の背景にあるのです。

国産天然皮革・皮革製品の最近のトレンド

革といえば、一般的にブラックやブラウンというイメージがまだまだ根強いですが、ここ数年、のニッポンの皮革・皮革製品市場では明るいカラー展開が増えている傾向があります。最新のトレンドとしては、発色がきれいな起毛と多様な光沢感に注目が集まっています。特に起毛革が、2014‐15年秋冬の有力素材。毛足がきれいで発色も美しいシープシルキー、ソフトベロア、ピッグスエードなどが人気です。一方、光沢感で見せる表現も。エナメル、ガラス、アドバンなどの加工や、2次加工、3次加工によるレザー、濡れたようなツヤ感のほか、輝きを抑制した光沢感を訴求した素材に注目が。カラーではレッド、イエロー、ブルーが中心。明るいだけでなく、マットで深みのある色調が特徴的です。

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